陸羽東線「みのり文庫」をつくりたい!

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写真は長野県茅野駅に隣接する「まちライブラリー@My Book Station 茅野駅」です。

5年前に移住したときから、岩出山で紹介された借家で「まちライブラリー@岩出山」を開設して、今日、蔵書数が1000冊を超えました。本を通じた交流をすることが目的でした。自分の本を置くのではなく、利用者さんと本を通じたコミュニケーションができたらいいなと思って開設しました。実際には外出していることが多く、休日も森林インストラクターのイベントやアロマ関連の仕事で出かけることも多いのですが、休みの日には、午前9時~午後3時まで開館しています。

www.osaka-monorail.co.jp

「まちライブラリー@岩出山」を開設した当初、二つやりたいことがありました。

一つは、大阪の豊中市で仕事をしていた時に、知った「大阪モノレール文庫」にならって、陸羽東線の各駅に「みのり文庫」をつくりたいと思っていました。

茅野のように、駅に隣接したものではなく、駅のホームに本棚を置いて、利用者さんが、どの駅で借りても返してもいいようにしたいなと、思っていました。

大阪のモノレール文庫は、寄贈本で成り立っていて、本の寄贈は大阪モノレールが受付して、管理と整理はボランティアさんがやっています。

各駅を担当するボランティアさんがいて、いつもきれいに整理されていて、見やすく利用しやすいです。駅での待ち時間にふっと借りて、降りた駅ですっと返す。図書館まで、わざわざ行かなくても、そこで見つけた本を隙間時間に読むだけでいいのです。

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写真は東京駅で同じく5年前に撮影したものです。

まちライブラリーは、公共図書館ではないので、蔵書構成はそれぞれの図書館で自由に考えればいいのです。「まちライブラリー@岩出山」の場合は、こけしに関する絵本と同時に実際のこけしを飾っています。また、お酒の本のコーナーには、ウィスキーや地元の森民酒造で買った古酒を飾っています。(中身は飲んだ! ( ´艸`) )

それぞれの地域の特性が表れるといいなと思ってレイアウトしています。

 

もう一つの「やりたいこと」は、

岩出山で「一箱古本市」を開催することです。

移住してきた年(2016年)に、道の駅で開催したいと、道の駅の理事さんや社長さんに相談しましたが、知名度が低く、客を呼べないという理由で却下されました。

岩出山には、最古の学問所「有備館」があり、私設図書館をつくろうと思ったのと同時に、「一箱古本市」が本を通じた交流の場になると考えたのですが、今だに実現していません。滋賀に帰りたいとホームシックになり、痛みや病気という形で現れたりしました。滋賀にいたら、仲間と集まって、すぐにでも開けたと思うのですが、一人の力では限界がありました。 何人かの知りあいを誘ってみたのですが、とりあってもらえませんでした。「滋賀でやったら? 帰ったら?」と、言われてしまいました。

大きなイベントでなく、「まちライブラリー@岩出山」の周辺で、夫の勤務する「NPO法人しんりん」から、足湯カーを借りて、試しにやってみようかな?と、ひそかに思っています。

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読書メーター」というサイトで繋がった全国の読友さんの協力を得て、実現したいと思っています。

http://www.librize.com/places/1797

「まちライブラリー@岩出山」のHPで、蔵書検索できますので、遠くの方も

読みたい本がありましたら、お手持ちの本と交換しますので、メールか電話でご連絡ください。ご利用、お待ちしております。