伊吹山の薬草を守りたい。
滋賀県で琵琶湖博物館のはしかけグループに所属していた時に、伊吹山の薬草研究をしていました。薬草採取業のおじいちゃん、おばあちゃんに薬草の利用法を教わりながら、伊吹の薬草文化の保存を考えていました。
でも、昨年の5月に宮城県に移住して、道半ばとなってしまいました。
薬草講座を担当し、色々なイベントに参加させていただいた、伊吹薬草の里文化センターで、イブキジャコウソウのアロマ製品の開発をされていることを知ったのは、最近でした。伊吹で薬草について教わった、おばあちゃんが具合が悪いと研究仲間から知らせが入ったときでした。
伊吹山の薬草は地形的なこともあって、伊吹の固有種が多いことも特徴的です。
その代表格「イブキジャコウソウ」は、和のタイムとも呼ばれて、お茶にしてもよし、アロマで香りを楽しむもよし、殺菌効果を利用するもよしと、かなり有効な薬草です。
昔は、医者が町内にいなくて、病気になる前に予防として、各家庭で薬草茶が飲まれていたこともありました。薬草採取業のおばあちゃんに、お土産に煎茶を持って行った時に、急須を使ったことがなく、「どうやって飲むの?」と質問されたことが印象に残っています。
野草茶をやかんで一日分、朝つくって直接やかんから飲むのが一般的だったからです。おばあちゃんは、ヨモギは香りが強いから日常飲むのに適さないと教えてくれました。血圧の高かった私に、ドクダミの入った野草茶を勧めてくれました。
イタドリを入浴剤としてお風呂に入れると聞いて、「スカンポはクエン酸補給にしがんで食べると思っていた。なぜお風呂に入れるの?」と聞くと、名前の通り、イタドリは痛みを取ってくれるからと教えてもらいました。
そんな薬草文化が跡継ぎがないために廃れようとしています。
クラウドファンディングで機器を買って、現代版薬草利用の研究を手助けしたいと思います。みなさんの協力をお願い致します。
新しくOPENした、大崎市立図書館へ行ってきました。
7月20日にリニューアルOPENした、大崎市の新しい図書館へ昨日行ってきました。
本棚や床に、鳴子産の木材が使われていて、ぬくもりのある造りになっています。
セルフ貸出機もあって、貸出カードのバーコードをリーダーに読ませると、一度に10冊まで重ねて置いて、いっぺんに借りることができます。
私も貸出カードを作ってもらって、早速、5冊借りてきました。貸出冊数に制限はなく、貸出期間の2週間に読める範囲となっています。
自習室の利用ができなくなっている図書館が多いのに、2階に学習室が2部屋あり、受験生が勉強していました。他にも、ティーンズフロアもあり、ヤングアダルトも充実していたのは、うれしい限りです。自由にお持ち帰りくださいと書かれて、「科学道100冊」という冊子が置かれていたので、一冊もらってきました。(ティーンじゃないのに?)
1階には、カフェやラウンジもあり、安価でコーヒーなどが飲めます。
ワークスペースや研修室などもあり、サークルなどの市民活動を支援するコーナーもありました。
8月6日に、児童図書を読む読書会に誘っていただいており、研修室の利用も楽しみです。
蔵書は現在、26万冊くらいと聞いていますが、40万冊まで配架できる余裕のある本棚でした。また、本棚が低く、圧迫感を与えないよう、また、子どもや背の低い方にも、探しやすいよう配慮されていました。
新聞や雑誌をゆっくり読めるよう、ソファが置かれていて、お堅い椅子に机という旧式から脱却して、利用しやすく工夫されているのも、気に入りました!
夜7時までなので、休日や仕事が終わってから、入りびたりになりそう・・・。
一箱古本市に出店しました!
22日土曜日、石巻で開催された「一箱古本市」に出店してきました。
植物療法関連の本を中心に、岩出山の発酵文化に関する本、鳴子温泉とのお付き合いから、鳴子こけしに関する本とグッズなどを出品しました。
中でも、こけしガチャは皆さん気になるようで、6種類のこけしをカプセルを通して選んで買っていただきました。
初めての出店だったので、古本の値段付けや何を出すか、選書にも悩みましたが、
お客様は、古本市を楽しみに来られる方が多く、もう少し、読み物系が多くてもよかったかなと思いました。
でも、本を通じて、様々な出会いがあり、また、ほかの店主さんとお話したり、古本を見て回ったり、楽しい一日でした。また、来年に向けて出店の準備(古本の入手)をして行こうと思います。
店先を貸してくださった「リーガルシューズ」のオーナーさん、店長さん、色々と教えていただき、ありがとうございました。同じ場所では出店できないとのことでしたが、来年も会いに行きますね~!
読書会に誘っていただきました。
新しくOPENする、大崎市図書館で定期的に開催されている児童文学の読書会に誘っていただきました。
8月6日(日)午前10時~12時、新図書館研修室にて、「子どもの本を勉強する会」読書会に誘っていただきました。
課題図書は、『生きる劉連仁の物語』です。
久々に児童文学と関われるので、楽しみです。
夏休みの読書感想文コンクールの課題図書は、出版社が力を入れて選書したけれど、なかなか手に取って見てもらえない本が多く、この本もそのうちの一冊だと思う。
戦時中、強制連行されて過酷な炭鉱の仕事に就いて、北海道の山の中に逃げ、一人で生き延びた劉連仁の話。日本人が目をつぶりたくなる内容だけに、中高生には、ぜひ知ってもらいたいし、現実の話をじっくりと読んでみたい。
石巻一箱古本市で使う「スリップ」を作りました。
古本の販売集計をするために使う「スリップ」をオリジナルで作ってみました。
小判を持ったまねきねこのスタンプを押して、その部分を切って、つまみをつくりました。スタンプは、鳴子温泉の好日館で買ったものです。
スリップに、本の題名を書き、本が特定できるよう、ISBNを書いて、さぁ、値段ですが、迷います。私が好きな本でも、お客様に気にいられるとは限らない。
お客様の層も分からない。古本の価値は素人である私には分からない。普段、のぞいている古本屋で私が買うか、買わないか、迷うあたりを参考に、値段付けをして行きます。
文庫はたいていが100円です。でも、思い入れのある本は、500円のものもあります。高くして売りたくないのかも? その反面、買ったときは、6,000円もした本は、使い勝手が良くなくて、1,000円にしました。
東京の不忍ブックストリートに行った時、あまり大きくて重い本は買えなかった。
古本を買って宅配便で送るほど、欲しい本には出合えなかった。それを考えると出品する古本選びも難しい。出店するまでのこの準備段階がいいのかも?
まさに、古本に真剣に向き合っている感じがするから。
あれころチョイスして、古本と栞、ブックカバーなど雑貨を含めると50点くらいになるかな?
スリップに本の題名、値段を書き込みながら、ついつい本を読んでしまいます。
お気に入りは、くり返し読んでも面白いですね!
22日(土)のお客様とのやりとりも楽しみです。
雑誌を見て、松葉サイダーをつくってみました!
ラムネの空き瓶をもらってきて、煮沸消毒をし、洗った松葉のガクをはずして、ぎゅうぎゅうに詰めます。そこに、10%濃度の砂糖水を注いで、日光に当てると気泡が出てきて、少し揺らすと気泡が上がってきます。1日では苦そうなので、2~3日したら、一度味見をしようと思います。1週間くらいでサイダーになり、ずっと発酵を続けると「松葉酒」になるそうです。夏にぴったりな爽やかドリンクですね!